”勝手に”『映画の朝ごはん』公開記念!海外のロケめし事情・フランス編
香港四天王の一人、レオン・ライと瀬戸朝香が共演した香港映画『バレット・オブ・ラブ』(2001)は、香港とフランスで撮影が行われました。
監督&エグゼクティブ・プロデューサーは、その後『インファナル・アフェア』シリーズを生み出すことになるアンドリュー・ラウ!。
なのでスタッフは、フランスと香港の混成チームです。ロケめしは香港流のフランス・バージョンという感じかもしれません。
まずは朝ごはん。おフランス流にパンとカフェラテです。
パンといっても、本場フランスの焼きたてパン・オ・ショコラ。路上での立ち喰いでも、そこがパリのモンマルトルとなると絵になりません?
ランチは撮影で使用したエッフェル塔の眺めが素晴らしい旧ホテル・クイーンエリザベス(現・L'HoteldeSers)のレストランです。
恐らく当時も5ツ星か4ツ星のラグジュアリーなホテルです。そのレストランでスタッフ・俳優みんなで着席してランチなんて、優雅じゃないですか。
そこで頂いたのがこちら。サーモンムニエルのホワイトソースです。
この、撮影現場近くのレストランを貸し切って食事するというのは、香港だけでなくかつての韓国映画も定番でした。長瀬智也✖️チェ・ミンス共演『ソウル』(2001)の取材で韓国を訪れた時、ロケ現場近くの食堂と撮影期間中契約。ミールクーポンを受け取ったスタッフは、各自、時間が空いた時に食事に行くというスタイルでした。
きちんと着席して、温かいモノを体に入れる。
あの香港や韓国映画のエネルギッシュさは、毎食きっちり摂る食事にあるに違いありません。
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